- トップページ > 美容ニュース&コラム > セラミドとは?その特徴、効果、効能について
セラミドとは?その特徴、効果、効能について
ツイート●セラミドとは?
「セラミド」というのはスフィンゴ脂質の一種で、人の体にももともと存在する成分となっています。
そして、人の皮膚の角質層にも存在し、細胞と細胞の間で水分を抱え込みながらクッションの働きをし、水分が蒸発しないよう働いてくれている成分でもあります。
●どのような効果が期待できる?
セラミドには、
・肌のバリア機能強化
・保湿効果
・肌代謝を高める効果
・老化防止、アンチエイジング効果
・アトピー性皮膚炎改善
・美白効果
といった効果が期待できるようになっています。
●バリア機能アップで健康的な素肌、アトピー改善にも
セラミドには優れた保湿効果があり、肌内部に十分に存在することによって肌細胞と肌細胞の間が潤いで満たされることになります。
そして、肌内部の水分量が高まることにより、肌細胞が整えられ、表皮にあるバリア機能も健康的に保たれることになります。
さらに、バリア機能がそのように整うことによって、乾燥することのない、そして、細菌や雑菌、ウィルスなどといった外部刺激を寄せ付けない、健やかで美しい素肌を保つことができるようになります。
また、外部刺激に強い肌というのは、赤みやかゆみといったアレルギー症状の原因となる抗原の侵入も防ぐことができ、アトピー性皮膚炎の改善といった効果も得られるようになるでしょう。
●保湿効果で肌細胞が生き生き、肌荒れ対策にも
セラミドの優れた保湿効果、保護効果によって、肌内部の水分が保たれ、潤うことにより、肌細胞の生まれ変わりや代謝を高めることができるようになります。
そして肌代謝が高まることによって、肌にハリが生まれたり、透明感が出たり、またキメが整ったりといった美肌効果も得られるようになります。
さらに、肌細胞の生まれ変わりが活発になることによって、ニキビや肌荒れの改善を早めることができたり、またそれらの予防にもつなげることができるようになるんですね。
●弾力を生み出す効果で肌老化を予防
さらにセラミドには、コラーゲンやエラスチンといった成分の生成を促進してくれるといった働きもあります。
そしてコラーゲンやエラスチンは、肌細胞にも含まれる成分で、表皮を支え、肌内部のハリや弾力を保つためには欠かすことのできない成分でもありますので、
そのようなコラーゲンやエラスチンが増えることにより、ふっくらとしたハリのある若々しい素肌が保たれることになり、肌老化の防止やアンチエイジングにもつなげられるようになります。
●セラミドにはどんな種類がある?
セラミドには、天然のものや、合成(活性型)セラミド、さらには合成擬似セラミドと呼ばれるものもあり、様々な種類のものがあります。
また、天然セラミドの中でも、動物由来のものと植物由来のものがあり、動物由来のものとしては馬由来のものが多くなっており、
植物由来のものとしては、小麦や米ぬか、こんにゃく芋などから抽出されたものが多く使われているようです。
そして近年では、安全性や価格などの面から近年では植物性のものが増えているようです。
また、合成(活性型)セラミドというのは、人の皮膚にもともとあるセラミドと似たような構造を持つように作られたセラミドのことです。
人工的に作られたセラミドとなっていますが、近年ではそれらの成分の精度も向上しており、天然セラミドにも劣らない保湿効果や浸透性を誇るものも多くなっているようです。
●セラミドを補うには?
このように、素肌の潤い、健やかさのために必要不可欠なセラミドですが、
今では化粧水や乳液、クリームなど様々なスキンケア用品に配合されていますので、 手軽に補給してあげることができるようになっています。
もちろんお肌の外側から補ってあげるのも有効なのですが、セラミド配合のサプリメントなども多く提供されていますので、
体の中から自然に補給してあげて、内側から潤い、弾力を生み出すこともできるようになっています。
こんな記事も読まれています
コラーゲン
プラセンタエキス
ヒアルロン酸
レスベラトロール
ローヤルゼリー
美容サプリメントの選び方~その1~
美容サプリメントの選び方~その2~
美肌、肌荒れ対策にはこの成分!
ページトップへ ▲